NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事安藤さんのインタビュー

エンジョブガーデン

2012年03月01日 13:11


こんにちはナビゲーターのすだっちです
今日から3月ですね~2月は29日までしか
なかったので、なんか急に3月になった気がします
今日から春らしい暖かな日々になることを期待してます

本日の放送は
先月、17日・18日・19日の3日間全国で初めて滋賀県で開催されました、
「ファザーリング全国フォーラムinしが」

での安藤代表のインタビューの模様をお届けしました

今回インタビューをさせていただいた
NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事の安藤さんは
2006年11月、会社員として仕事をするかたわら、
父親の子育て支援・自立支援事業を展開する
NPO法人ファザーリング・ジャパンを立ち上げられ、
育児も仕事も笑って楽しむ父親を増やそうと、
「子育てパパ力(ぢから)検定」「パパ料理教室」「父子キャンプ」など多様な活動を展開されるなど、父親支援に奮闘されている方なのです。



(写真左)すだっち(写真右)安藤代表理事

時間の都合上放送できなかったお話もこちらで
是非チェックしてください
安藤代表理事のインタビューは
こちら→
☆「ファザーリング全国フォーラムinしが」
安藤代表理事のインタビュー内容

Q.安藤さんはこれまで育メン推進や子育てに対して様々、活動をされていますが、
なぜこのフォーラムを開催するに至ったのでしょうか?

A.5年前にNPOを作って父親の子育て支援をやってきたんですけれども、やはり地域によっていろいろ父親が抱えている課題も違うんですね。僕は東京で暮らして夫婦共働きで、おじいちゃんおばあちゃんが一切いない環境の中で3人の子育てをやっていますけれども、そうすると当然パパがやらないと家がまわっていかないという状況になりますよね。でも地方に行くとおばあちゃんがいたりだとか、お父さんが一人で働いて、専業のママがいると、なかなか父親が関わる動機とか出番も少ないぞと。といったところで地域差みたいなのを感じていたんですね。で、もう日本は今、経済状況もあまり良くないし、女性も働くのが普通化してくる中で、どこの地域でも、男性がなかなか育児に自由に参画できないという問題があるんだなと感じて、できれば東京から発信するんじゃなくて、地方からやりたかったんですね。それで、滋賀県さんが非常に積極的にこの政策をとられているので、一緒にどうですかという事で今回開催することになりました。

Q.実際に開催してみていかがでしたか?
A.3日間開催して延べ5,300人あまりの方に参加いただいて、たくさんプログラムを用意したんですけれども、それぞれ関心のあるものがいくつかあったのか、皆さん非常に熱心に分科会なんかも受けて頂きましたね。あとは全国からファザーリング・ジャパンの会員もたくさん集まってくれたので、多様な地域、多様なパパたちの姿をみんなが見ることができて、滋賀のパパたちも「なんか楽しそうだな~僕もやってみたいな」という気付きに、きっかけになってくれればいいなと・・・このフォーラムが滋賀のパパたちの始めの一歩になればいいなと思っています。

Q.今後の展望・展開などがあれば教えてください。
A.ファザーリング・ジャパンはいろんな事業をやっていますので、もちろんまた滋賀県さんとか各市長村とやりたいですし、全国的に今、パパスクールっていう父親学級っていうのも増えてきていますから、来年度はこういうのを是非連携してやりたいなぁって思っていますね。全国フォーラム自体は毎年、県を変えてしばらく続けたいと思っています。閉会式でも、鳥取県さんにバトンを渡したんですけれども、今後そういった東京や大阪っていう大都市ではないところでしばらくやってみたいなぁというふうに思っています。

Q.これから滋賀県に期待すること何かあれば一言お願いします。
A.ファザーリング・ジャパンの滋賀支部もできましたのでやっぱり滋賀県ならではの特徴を生かした父親の子育てというのを推進して欲しいなぁというふうに思いますね。自然環境が豊かだと思いますので、お父さんと子どものキャンプであるとか、郷土の特産品を生かした料理教室であるとか、そういったプログラムをやると、より身近に育児の喜びを、家事の楽しさを実感できるパパが増えてくるんじゃないかなっていう気がしますね。でもそれを達成するには働き方の見直しということで、やっぱり仕事のしすぎ、長時間労働というのを、自分でまず働き方を改革して、あるいは職場の環境も整備して父親母親たちが子育てとうまくバランスをとって人生を楽しめるようなそういう環境作りをしてほしいなぁ、と思いますね。

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